新築数寄屋造り、近代和風住宅、洋風住宅 山梨県地元密着型の工務店

職　甲州佐乃建匠　棟梁　佐野堅斗

家を造るには、数多くの職人の人々の手を経て完成へと繋がるのですが、もしその中で一人でも職を理解出来ぬ人の手を経たのなら完成された家は、住む為の箱であり家ではないと私は思っております。皆様は職人と言うと、偏屈で、頑固、荒々しく粗暴そんなイメージを持っていると思いますが、真の職人は違うと思います。物に対する思いやりも深く、人としてのこころえも弁える。そして何より大事なことは物を残すという心を持っていることです。柱や染に新しき命を吹き込み、木や板、瓦や壁そして畳など自分の思いを一つ一つに刻み込み、この家が何百年も、生き続けて欲しい親から子そして孫とその家の家瓦や伝統や思い出を背負い、生き続けて欲しい。自分が死んでも残した枝や思いは生きてゆく、そして後の人が「いい仕事してるね！」と言わせてくれた時に真の職人名利に付きるのではと思っております。 １０年、２０年と修行し少しづつ職と言う物は培っていくものだと思っております。また私も未だ修行中ではありますが、職を追い求め、職の仲間と共に、技能者が作る家ではなく、職人が造る家造りをしていきたいと思っております。また仕事に疲れ人間関係に疲れ家に戻り玄関を入ったときにやさしくお疲れ様と言ってくれる様な、癒しの家造りをしたいと思っております。
職より先に商いは無し